|
私の友達が体験した話です
その友達Yは家族4人で暮していました。
ある日の夜、Yが二階の自分の部屋で寝ていると、突然目を覚ましました。時間は深夜2:00ごろだったそうです。もう一度寝ようとしたのですがなかなか寝付けません。すると、玄関のドアが開く音がして誰かが入ってきました。Yが泥棒かと思いながらも動けずにいると、その足音は『ドスン!………ドスン!』と重い足音で、二階に向かい階段を上がってきたのです。大きな足音で家族が起きてきてくれると思ったのですが、だれも起きてくる気配がありません。その間も足音は『ドスン!………ドスン!』と階段を上ってきます。そしてとうとうYの部屋の前で止まりました。とっさに布団の中に隠れると、足音は部屋の中に入ってきました。Yが布団の隙間からこっそり見てみるとそこには、頭から足まで真っ黒なマントをかぶった、身長が2mはある大きな人が立っているのです。そして右手には大きな鎌をもっていました。
その人は、Yをしばらくながめていたかと思うと、突然首を振り、『違う…』と言って消えてしまいました。
そして次の日、隣の家の、Yと同じくらいの年の男の子が首を切られて亡くなっていたのです。
あれは死神だったのでしょうか?
|
|